正心座談会第二弾

前書き

南紀分会は、天理教青年会の基本方針「世界たすけへの挑戦」、また活動方針「かしものかりものの教えを治める」「自分にできるおたすけに動き出す」をテーマに活動しています。これから南紀分会では委員を中心に、分会の思いや考えを伝える座談会を不定期で開催します。ゆくゆくは会員の皆様にもご参加いただき、より良い分会活動のための座談会になればと思います。

座談会第二弾(12月正心掲載分)

テーマ:若者に聞く!青年会の今とこれから

参加者:

曾俞騰(ジェン ユータン)
台湾正心分会 28歳
天理教語学院おやさとふせこみ科の学生。青年会員。

橋本欣生(はしもとよしき) 
有井分会 27歳
教会本部境内掛に勤務。青年会員。

三石晋一郎(みついししんいちろう) 
新鹿分会 23歳
青年会海外人材派遣でニューヨークに派遣予定で
現在教会本部海外部にて勉強中。
南紀分会委員。

片岡元副委員長 
司会(有井分会)

※以下略称:片岡、ユータン、橋本、三石

どうも、前回好評だった座談会の第二弾を行いたいと思います。今回は天理ブロックでゴミ拾いをした後、公園で青空の下、「若者に聞く!青年会の今とこれから」をテーマに、二十代の三人の青年に話を聞いていきます。司会進行は南紀分会副委員長、片岡元が務めさせていただきます。どうぞよろしくお願いします。
 では最初の質問です。「青年会」という言葉を聞いてどんなイメージが湧きますか?

わちゃわちゃと賑やかなイメージですね。以前ひのきしん隊に参加させていただいたので、ひのきしん隊が良い例だと思います。若い人たちが集まって一つの事を成し遂げようとする団体みたいな。活気があふれてるイメージです。

なるほど、とても良いイメージですね。全然ポジティブなイメージじゃなくてもいいです。ネガティブイメージでも(笑)。私は昔、お酒ばかり飲んでいる人たちのイメージでした。(笑)

私がイメージする青年会は、若者の男子が親神様、教祖に喜んでもらうために一緒に集まってひのきしんをしたり、救済支援とかボランティアをしたり、みんなで協力して何かしらの目標を達成するためにできた団体というイメージです。

なるほど、天理教や南紀分会に限らず、世の中の青年会というのは目的を達成するために集まった団体というイメージということですね。

南紀の青年会は、めっちゃ活発なイメージ。おぢばでいろいろな方と関わる中で周りの方にいつも南紀の青年会はすごいと言われる。それを聞いて、ああすごいんだって感じます。委員をさせてもらっているので、毎月委員会(月例の会議)もあるし、天理で青年会が集まってゴミ拾いをすることもよくあるし、他の分会の話を聞くとそういったものが全然なくて、すごい活発なんだなと、周りと比べて思うことが多いです。

なるほど、皆さんご意見ありがとうございます。次の質問は、青年会で何かやりたいことはありますか?

布教とかじゃなくてもいいですか?

もちろん。

スポーツ大会がしたいです。

いいですね。

僕は青年会総会みたいな、みんなで十二下りをするようなおつとめがしたいです。

なかなか芯を食った意見ですね。詳しく聞かせてください。

所属教会などの月次祭が物足りないわけではないですけど、教会の月次祭は老若男女いて、それはそれで良さがありますが、若い人たちが集まってするおつとめは、すごく活気があるように感じます。

青年会のおつとめは活気がある。それはたしかにそうかもしれませんね。

ゴミ拾いもよいと思います。今回はみんな一緒に集まって天理でゴミ拾いをしましたが、例えば大阪や愛知などへ行って路傍講演や神名流しをして、そしてみんなで天理の南紀詰所に帰ってきて打ち上げの飲み会で一緒に楽しむとか、やりたいですね。

正心12月号(紙面の続き)

三者三様の意見、ありがとうございます。続いては「世代間のギャップを感じることはありますか?」という質問です。青年会は18歳から40歳までが対象で、みなさんは20代です。30代後半や40歳の方と共に活動をするわけですが、そこで感じるギャップはありますか?

単純に思うのが、先輩方の天理教に対する熱意がすごいなと。そういうのを見ると自分の未熟さを思い知らされる。あと私はお酒が飲めないので、お酒の場はしんどい時もありますね。(笑)

そうですよね。お酒が飲めないと居場所がないみたいな。それはありますね。

年齢が離れすぎると同じ目標を持ってそれを達成するというのは難しい場合がある気がします。考え方や育ってきた環境が違うので、コミュニケーションするうえで、年下のこちら側が緊張したり、自分の意見を言えなかったりする場面もある。でも悪い面ばかりではなくて、さまざまな年齢層の人の意見が聞けるなど、良い面もたくさんあります。

私自身は世代間のギャップを感じることはないです。自分の性格的に相手に気をつかうのが好きではなくて、年上に気をつかうのもあまり好きではないし、年下にも気をつかわれたくない。気をつかわないお互いでいることが好きです。

ありがとうございます。では最後の質問です。10年後どんな人になっていたいですか? 今私は35歳で、南紀分会の副委員長として分会を引っ張っていく立場にありますが、みなさんは10年後そのような立場、みんなを引っ張っていく立場になるわけです。そのとき、どんな人になっていたいですか?

腹を立てない人になりたい。

怒りっぽい性格なんですか?

怒りっぽいわけではないですが、心の中で不足に思うこと。例えば、車が遅くて遅いなって思ったり、信号が長くて長いなって思ったり、そういう小さいことを不足に思う自分がしょうもないなって思うときがあります。小さいことに不足しない人間になっていたいです。

私は社長になりたい。お金持ちになりたいです。社長になるというのはもちろんお金の面もありますが、自立した自分でありたいというのが一番大きい。欲を忘れて、高慢の気持ちを持たず、お道のため、社会のため、国のために貢献できる自分でありたいです。

やさしくありたい。

人に厳しいの? そんなふうには見ませんが。

人に厳しい性格というわけではないですが、今自分が周りの人に優しくしてもらっているので、自分がしてもらったことを年下の人にもできる人間でありたい。青年会の活動もそうですが、強引に誘われたりすると断れない自分がいるので、良い活動に誘ったり、誘われたりすることはいいですが、最終決定権は相手に持たせられるような、そんな人間でありたいです。

三人ともステキなお話、ありがとうございました。今回は若い三人の青年さんにお話を伺いました。またメンバーとテーマが揃い次第、座談会第三弾も開催したいと思っております。本日はありがとうございました。

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